「神麻嗣子の超能力事件簿」神麻嗣子 コールドキャスト製塗装済完成品フィギュア(海洋堂)レビュー
神麻嗣子
コールドキャスト製塗装済完成品フィギュア
2052体目は海洋堂製の嗣子です。
ちょっとマニアックすぎるタイトルなので分からない人が多いかもしれませんね。
かう言う自分も絵は見たことあるけどタイトルやキャラクター名などの詳細までは知りませんでしたよ(´・ω・`)ソンナノバッカリ
台座がジオラマ風なのでビネットに近い仕様のフィギュアですね。
クリクリっとした表情とは一転いてリアル寄りにアレンジされています。
髪のグラデ表現に時代を感じさせるものがありますね。
衣装のグラデは限られた部分のみなのでちょっとのっぺりしがちです…。
衣装造形はわりと細部まで作り込まれています。
さすが海洋堂と言ったところでしょうか。
風呂敷包みもきちんと作り込まれています。
爪造形は省略されていますね…。
やはり海洋堂はジオラマ部分の出来が良いですね。
猫も生き生きとしているように感じます。
袴の中身は造形されていません…。
評価
造形:★★★☆☆
塗装:★★★☆☆
可愛さ:★★☆☆☆
ジオラマ:★★★★☆
総合:★★★☆☆
発売時期が記載されていないので詳細が不明です。
コールドキャスト製なので15年以上前のフィギュアだと思われます。
海洋堂の美少女フィギュアは基絵よりオリジナル性を重視しているイメージがあるのですが、このフィギュアもそれに漏れず基絵の可愛らしさではなくリアルな人間らしさを取り入れているように感じます。
ゆえに基絵のクリクリっとした可愛らしい嗣子とは違ったフィギュアになっているのは好みが分かれるのではないでしょうか。
発売時期を考えると造形や塗装のレベルは標準以上だと思われますがさすがに近年のフィギュアと比べてしまうと見劣り感が否めません。
台座部分である石畳や土、猫の造形・塗装が秀逸ですね。海洋堂はどちらかと言うとこっちが得意分野だと思います。
調べた限りだと神麻嗣子のフィギュア自体がこれ1体しか発売されていないのでファンにはかなり貴重な一品なのではないでしょうか。




