「ToHeart」来栖川芹香 ドレス版 1/8 コールドキャスト製塗装済み完成品(コトブキヤ)レビュー
来栖川芹香 ドレス版
1/8 コールドキャスト製塗装済み完成品
1908体目はコトブキヤ製の芹香お嬢様です。
発売が約18年前の2001年で定価約1.3万円ですΣ( ゚ω゚)フル!タカ!!
当時塗装済みフィギュアは珍しくこの値段はかなり高額でした。
品質の向上などもありますが現在のメーカーフィギュアは1.5万円前後が当たり前なので時代の流れを感じざるを得ませんね(-ω-;)キンセンカンカクホウカイ
このボリューム感のコールドキャスト製なので扱いが難しいです…。
全体的に衣装が黄ばんでいるのは経年劣化だと思います。
基絵を見るとうつむいていないのですが彼女の性格を表した結果でしょうか。
表情の出来はかなり良いと思います。
髪の造形やグラデもなかなかの出来だと思います。
この黄ばみがグラデとして意図的に付けられたものか分かりません…。
しかしこれがのっぺり感の緩和になっています。
衣装造形は現在での通用しそうな細かさとボリューム感に仕上がっています。
手袋は強めのパール塗装になっています。
鎖骨周辺のメリハリが素晴らしいです。
肌にグラデがあるので胸の谷間周辺の色気もなかなかの見映えです。
ロングスカートだからと手を抜いていないパンツ造形が素晴らしいですね♪
評価
造形:★★★★☆
塗装:★★☆☆☆
可愛さ:★★★☆☆
色気:★★★☆☆
総合:★★★☆☆
当時この豪華な造形を超えるものは稀でコールドキャストの塗装済み完成品としては最高峰の造形といっても過言ではないと思います。
現在のメーカーフィギュアと見比べても見劣りしない造形だと思います。
塗料の質的に近年のものより劣ってしまい経年劣化も見受けられますが造形面のメリハリをきちんと生かしているあたりはちゃんと仕上げているのではないでしょうか。
鎖骨や谷間の造形が良いので色気がきちんと主張していますね。
パンツやガーターもしっかりと作り込まれているのでロングスカートを覗く価値がありますw
発売当時これをレビューしていたら★満点になっていたかもしれませんね。
とはいえ近年のものと比べても見劣りしない良作品でコトブキヤの誇れる一品となっていると思います。