「輪るピングドラム」プリンセス・オブ・ザ・クリスタル BIGプリンセスフィギュア(フリュー)レビュー
「輪るピングドラム」
プリンセス・オブ・ザ・クリスタル BIGプリンセスフィギュア
(プライズ:フリュー)
592体目はプライズ品のプリクラです。
以前にレビューしたセガ製プリクラはスカートのボリュームでプライズとしてはかなり大きかったのですが、今回のフリュー製も負けず劣らずの大きさです。
その箱の大きさたるや、メーカー品のフィギュアを凌駕するサイズです…。こりゃ~ゲーセン側は苦労したでしょうね(・´ω`・)ジャマ
プリクラ登場時のメジャーなポーズですね。「生存戦略」の台詞が聞こえてきそうです。
本来は険しい表情なのですがこれは可愛く収めているようです。
ペンギン帽の塗装が粗い…。
髪の広がりは良いと思います。
黒色は弱めのパール塗装です。
衣装の造形自体は悪くないと思います。
やはりこのスカートのボリューム感がこのフィギュアの醍醐味ですね。
胸はぺったんこかと思ったら予想以上の膨らみが!
ワキ造形は甘いですね。
Vラインとお尻への密着度がなかなかです。
ダボ穴の位置が合っていません…。
評価
造形:★★★☆☆
彩色:★★☆☆☆
カッコ良さ:★★★★☆
ボリューム感:★★★★★
総合:★★★☆☆
表情は「生存戦略」と叫んでいる時に近いのですが、ポーズは叫び終わって謎空間に入った時です。
表情としてはそこそこの出来なのですが、ポーズと合わせるのであれば本来の険しい表情にしてほしいところです。
衣装造形はプライズらしいダルさはありますが極端に悪い点は見られず、ペンギン帽・髪・スカートのはためき具合に躍動感があり、カッコ良く仕上がっていると思います。
長いスカートと腰から伸びる長い白リボンのボリューム感に通常のプライズ品では味わうことの出来ない迫力があり、後姿がとてもカッコ良く見えます。
スカート内側のダボ穴がズレているのが気になります。スカートの重さによる変形での位置ズレかと思ったのですが、どうスカートを動かしてもベストな位置に合いません…。
塗装は全体的にダルく、細かい部分の塗装ハミ出しが所々にあります。
衣装の黒い部分はパール塗装になっていますが、ラメ感が弱く全然主張しません。
グラデもほとんど無いのですが、スカートフチの白い部分と腰リボンの白い部分のグラデは分りやすいです。
おっぱいはちょっと増量気味になっています。まぁ、それでも可愛らしい程度のボリューム感ですが…。
ワキ造形は悪くありませんがもう少しメリハリがほしいです。
ハイレグのVラインはなかなかの見所ですね。お尻に程よいボリュームがあるので、ハイレグのピッチリ感とお尻割れ目縦ラインが映えて見えます。
表情や塗装面でフリューらしい甘さを感じますが、造形やボリューム感はセガ製に引けを取っていません。
セガ製の不便な台座・腰リボンを接着する手間を考えると、むしろ造形はフリュー製の方が良いかもしれませんね。
この箱の大きさは中古店でも困っているようで、棚の最上部に多くの在庫が乗っかっている光景をよく目にします…。
ですので、中古店だと500円~1000円程度で売られていることが多いです。
出来自体は悪くはないので、低価格で迫力のあるフィギュアを楽しみたい人には丁度いいのではないでしょうか。




「輪るピングドラム」プリンセス・オブ・ザ・クリスタル プレミアムフィギュア(セガ)レビュー
(ゲーセンプライズ)
444体目はプライズ品のプリクラです。
このフィギュアはプライズ品の割にはかなりボリューム感があり、大きなリボンなどの数パーツを組み立て、接着剤を使わないといけない仕様です。
大きく広がったマントを支える透明な台座ははめ込み式ではなく、ただあてがうだけの仕様のだったので、自分は無理矢理接着剤で固定したのですが、使った接着剤が液体だったので垂れてしまい汚くなってしまいました…。

透明台座上部の汚れは標準ではありませんので気にしないで下さい…。




かなりの大きさなので、当方の撮影環境では全体撮影は不可能でした…。




プライズ品ではなかなか味わえないボリュームに存在感があります。



表情は…う~ん…。

ペンギン帽がなかなか憎たらしく可愛いです。

髪の造形は良いのですが、グラデーションがないのが残念です。






衣装造形はかなり頑張った仕上がりになっていると思います。



白アンスコと黒ニーソ風ブーツが良いです。







ハイレグ感は良いのですが、造形の作り込みとしてはイマイチです。
評価
造形:★★★☆☆
彩色:★★★☆☆
カッコ良さ:★★★★★
ボリューム感:★★★★★
総合:★★★★☆
目つきがタレ目気味なので、どちらかというと陽毬寄りに感じてしまいます。
髪がマントのように広がった造形なのは良いのではないでしょうか。
衣装の細かい部分を見るとプライズらしいダルさがありますが、大きなマントやリボンの造形はボリューム感があり、とても良いと思います。
大きなリボンを接着するのですが、もともと凸凹の位置が微妙にずれている為、多少浮いた上体で固定される可能性があります。
マントを支える透明な台座にはくぼみも無く、ただあてがうだけなので地震などで倒れる可能が高いです。
大きな白いリボンとマントの白い部分のグラデーションは綺麗です。
ペンギン帽の眉毛と耳毛?の黄色にもグラデはありますが弱いです。
髪の造形はそこそこなのですが、塗料が安っぽい色味なのでグラデがないのは致命的です。
他は単色ですが、少しテカリのある黒色がメインなのでさほど安っぽさは感じません。
アンスコのハイレグ具合やニーソ風ブーツ+太ももの出来は良いのですが、アンスコ自体の作り込みはイマイチなのが残念です。
一応、アンスコのお尻部分にフリルが付いていますが雑です…。
表情・髪のグラデ・アンスコの造形と何点か悔やまれる部分はありますが、販売物のフィギュア並みのボリューム感に魅力を感じるフィギュアです。
中古価格もかなり安くなっているフィギュアなので、高額な販売物にお金を出すほどではないとお考えの人にはピッタリかもしれません。




「輪るピングドラム」高倉陽毬(タイトー)レビュー
(ゲーセンプライズ)
384体目はプライズ品の陽毬です。
この作品は「少女革命ウテナ」の幾原邦彦先生が手がけたこともあり、独特の世界観が楽しい作品です。
その中でも陽毬の可愛らしさは絶妙で、個人的にかなりお気に入りのキャラです。

クリスタル変身後の性格のギャップも含め、ここ数年の少女キャラの中でも天使レベルではないかと…。
この可愛らしさをプライズ品で、どこまで再現できるかが勝負ではないでしょうか。








可愛らしさを表現しようとしたのは伝わってきます。


目が離れている為横長な顔に…。

いろいろ省略されていますが、ペンギン3号のようです。

スカートのふんわり感は陽毬らしさが出ています。


作り込みもあったもんじゃありません。胴長っ!
評価
造形:★★☆☆☆
彩色:★★☆☆☆
可愛さ:★★★☆☆
総合:★★☆☆☆
目が離れている為か、どの角度から見ても違和感があります。
髪の流れ具合とスカートのふんわり具合は、躍動感とボリューム感があり良いと思います。
陽毬とセットになるのは当然ペンギン3号なのですが、リボンと背中の「3」が省略されています。まつ毛が長いので3号だと判断できますが、そこは略してほしくなかったです。
意外と目立つペンギン帽の彩色がとても雑です。
グラデーションと呼べるのはふんわりスカートくらいなので安っぽいです。
パンツの作り込みはゼロです。
スカート内部の胴が不自然に長いので、パンツ共々がっかりです。
プリンセス・オブ・ザ・クリスタルのスケールフィギュアは様々なメーカーから発売されていますが、陽毬としてのメーカーフィギュアはBEACH QUEENSのみです。
BEACH QUEENSは当然水着なので、普段着としてはプライズ品でしかフィギュア化されていません。
恐らく普段着陽毬のプライズ品では、これが一番出来が良いのではないでしょうか。
陽毬ファンの方には押さえておいてほしいフィギュアです。




「輪るピングドラム」荻野目苹果(タイトー)レビュー
(ゲーセンプライズ)
348体目はプライズ品の苹果です。
ゲーセンによく行く人は分かると思うのですが、1~2年前にピングドラムのプライズは結構出ていました。
フィギュアも10体くらいは出たと思うのですがどれも出来が悪く、そこそこ良い出来なのは2~3体だったと思います。
ですので、このタイトルはDVDを購入するくらい好きなのですが、プライズ品はほぼスルーしていました。
実は今回レビューする苹果は取った記憶がまったくありません。これどうしたんだろう?








想像していたよりは悪くはありません。


表情が幼すぎる気が…。

物語の重要アイテムが意外と奇麗に印刷されています。

リボン周辺にメリハリがありません。

スカートの造形は割と良いです。

もはや残念としか…。



いろいろな所に塗装移り・塗装ハネが目立ちます。
評価
造形:★★☆☆☆
彩色:★★☆☆☆
可愛さ:★★☆☆☆
総合:★★☆☆☆
頭が大きめで、表情も子供っぽいです。
設定でもメリハリのある体型というわけではないのですが、高校の制服を着ていますが小学生ですって言われたらそう見えてしまいます。そういう見方をすれば可愛いかも?
やはり体型の造形自体が細いのもあって、なおさら幼く見えるのかもしれません。手足がかなり細いですよね。
リボンの造形はダルいですが、スカートの造形はそこそこ良いと思います。
カバンにきちんと支柱があるのは評価してよいと思います。
髪とスカートに分かりやすいグラデーションが付いています。
足にも若干グラデが付いていますが分かりにくいです。
プライズ品なので多少の塗装ミスはしかたがないと思うのですが、このフィギュアはミスの箇所が分かりやすいです。
パンツの作り込みはありません。ただの白いパーツみたいです。
プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの人気が高いので、メーカー製のスケールフィギュアは9割方クリスタルとなっています。
苹果はWaveからBEACH QUEENSシリーズで1体発売していますが、1/10スケールなのでプライズとほぼ変わらないサイズです。
苹果の制服姿フィギュアはプライズ品でしか出ていないので、ピンドラファンは要チェックではないでしょうか。



